Doddlとの出会いと日本への初上陸を果たすまで①
目次
日本初上陸を果たしたDoddl(ドードル)との出会い ①
6歳と、もうすぐ2歳になる2人の男児の母である私が、どのようにして日本未発売だったDoddlに出会い、わざわざ英国から取り寄せてまで入手したのか。
そしてさらには国内初発売という、自分にとっての大業に踏み出す決心をしたのかについてお伝えしたいと思います。
といっても、どこから話そう・・・
自己紹介も踏まえて、今回のきっかけをくれた次男坊の誕生の頃からお話しようと思います。
長くなるので、さっさと経緯だけ簡単に教えてよ!という方は、Doddlとの出会い②か、Doddlを国内販売することにしたDoddlとの出会い③から読んでください。
4歳差で生まれてきてくれた我が家の次男坊。
一人目はなかなか壮絶な出産劇で約18時間にわたる陣痛との戦いの末、最終的に緊急帝王切開での出産でした。おかげで完全に出産に対する恐怖心が高まっていた私。二人目を授かったのは嬉しいながらも正直なところ、妊娠発覚の瞬間からもう既にあの初産のときのトラウマが脳裏をよぎっていました。
先生から二人目で普通分娩に再チャレンジした場合に想定されるリスクを聞いたり、家族と相談したりした結果、2度目の出産ははじめから帝王切開一択に。
前回お世話になった個人産院から離れた地域に引っ越してしまっていたため、最寄りの市民病院にお世話になることにしました。
ピンク!ヒラヒラ!をふんだんに使ったファンシーさ丸出しだった前回の個人産院とは違い、最低限のサービスとシステマチックな健診で、同じ妊婦検査でこんなにも違うかという程の差に驚きつつも、そのシンプルさは個人的に性に合って気楽な感じで助かりました。
担当してくださった先生が、今回は女医の方だったという点も、私としては毎回の健診を心易く受けられる大切な要素のひとつでもありました。
ただ、出産日(=手術日)が先生のプライベートの予定(多分ご家族の事情・・・と信じたい)のために数日早い日に変更になったことで、正直、少し不安な気持ちになってしまったということは、今だから言います。
「この日、休み取りたいから術日変えてもいいかな?順調に育ってくれてるし、3日だけ前倒しね。」
え、そんなことある?!
というか、もし休み取りたかったからだとしても違う理由にして?笑
そんな超フランクな感じの先生ではありましたが、前回の切開の跡が少しでもきれいになるようにと研修医の先生と共に丁寧に縫合していただいたのは、女子としてほんとうに心から感謝しております。
赤ちゃんてこんなに小さかったっけ?!
現代にしては大きめサイズのビッグベビーだった上の子の印象が強かったこともあり、予定日よりかなり早く生まれてきた次男坊は、想像以上にとても小さく頼りなく見えました。
初対面した日は、かわいい!の気持ち以上に不安な気持ちになったことを覚えています。
おっぱいも一人目同様、痛いくらい吸い付いて飲まれるんだろうと覚悟していたのに、実際は、はじめの何日かはなかなか吸う力もなく、看護師さんと助産師さん3人がかりでこぼれ落ちる母乳を口に含ませるという力仕事が数時間おきに繰り返される羽目に。
それでも体重はなかなか増えないどころか減る一方で黄疸が出だし、ついに、このままだと保育器行きと宣告された日には、出産日を早めることを気安く許した自分を責めました。
そんなこんなで、2度目の出産なのに初産並みにオロオロと、初めてな体験をしたのが次男坊の子育てライフのはじまりでした。
赤ちゃんの時期は生後5か月まで。
産まれたてのあの頃の小さくて弱々しい姿は別人?!と思うほど、すくすく立派にやんちゃ坊主は育ってくれました。
身体は少し小さめではありましたが、逆に身軽で動きがとりやすかったのか、生後4か月か5か月頃にはじめての寝返りをしてからは、もうあれよあれよという間に腰が据わり、つかまり立ちへ・・・
1歳の誕生日祝いには、ミニ一升餅を背負ってたくましくも50mほどの距離を完走(歩)した息子さん。
途中、何度か尻もちついたり転ぶものの、周りに助けられる前に自ら立ち上がり歩みを進めるというたくましさ。
生まれて初めて重いお餅を背負わされて、尻もちついて泣く姿を見て
「あ~あ。泣いても可愛いねぇ」
って言ってもらうチャンスのところよ?
という親心をよそに、自らの脚で選び取りのコーナーまでたどり着き、並べられていたスプーンとボールを手に収めました。
人の子は成長が早い。
とはよく言いますが、2人目は自分の子でも早かった。。。
想定外のやんちゃ坊主、次男の子育てライフ
好奇心旺盛で、なんでもお兄ちゃんと同じことがしたい精神に加え、身軽な小さめボディを備えた彼はもう誰も止められません。
上の子は身体大きめで、常に成長曲線の平均値のやや上を推移しているタイプで、やんちゃな様子を見せてもまだ動きがゆったり赤ちゃんらしさがあったため、笑顔で見守ることができていましたが、今回はレベルが違う。
実家に連れて行っても、ハイハイからのつかまり立ちとよちよち歩きを駆使して、手が届く範囲のものは全て触る、落とす。
ついには、目に入れても痛くないはずの孫の様子を見て、
「頼む、はよ帰ってくれ。」
と懇願される始末。
「上の子がやんちゃだったら、下の子はきっと大人しいわよ~」
そんな根拠のないバランス論をわずかでも信じた私は甘かった。さらに上をいくパターン。。完全に想定外でした。
Doddlとの出会い②へつづく。