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Doddlとの出会いと日本への初上陸を果たすまで②

doddljapan perfect gift

日本初上陸を果たしたDoddl(ドードル)との出会い ②

6歳と、もうすぐ2歳になる2人の男児の母である私が、どのようにして日本未発売だったDoddlに出会い、わざわざ英国から取り寄せてまで入手したのか。

そしてさらには国内初発売という、自分にとっての大業に踏み出す決心をしたのかについてお伝えしたいと思います。

自己紹介も踏まえて、今回のきっかけをくれた次男坊の誕生の頃からお話ししているので、もしご興味お持ちいただけたという方は、Doddlとの出会い①から読んでください。

はじめての海外家族旅行でハワイへ

Met Doddl in Hawaii

産まれた時はほんとうに小さく、抱くのも不安になるほど何かと心配した次男くんでしたが、生後5か月頃からはこれまでの遅れを取り戻すかの如く、メキメキすくすくと成長してくれました。

「すくすく元気に」の枠を大幅に超えた、想定外モンスターの次男と向き合い、追い回す日々を過ごしていると、学生の頃からの友人の嬉しい報告が。

「結婚式はハワイでするから、よかったら家族で来て!」

大切な友人の長年の想いがようやく実った、めでたい式・・・行きたいな~。いや、行かないという選択肢はない!

というわけで、夫に半ば強制的に仕事の休みを取ってもらい、はじめての家族での海外旅行がハワイに決まりました。

行く理由も、行く場所も最高の旅は、計画の段階から心躍らないわけがありません。

ただ、大きな心配事がひとつ。

そう、わが家の想定外モンスターです。

当時上の子は5歳、下の子は1歳になったばかり。

ちょうど自分でなんでもやりたい時期がやってきて、特に食事の時間は「自分でやりたい」でも「上手くできない」が交錯し、毎回カオス状態になる時期でもありました。

でも普段、基本ワンオペだった私は、旅行中は主人と2人で一緒にみれるし大丈夫。なんとかなる!と謎の励ましを自分に言い聞かせ、初の海外家族旅行&友人の結婚式参列に向けて着々と準備を進めました。

こどもの友情に、時間と言語の壁は関係なし

buddy

せっかくの海外をできるだけ満喫するため日本語がない環境を!という私の希望もあり、宿泊は日本人だらけのハワイで日本人が利用しなさそう、かつ部屋で簡単な調理ができるコンドミニアムタイプの宿を予約。

そのホテルでは、定期的に宿泊者にドリンクや軽いおつまみを振舞うパーティを催していて、宿泊者同士で交流の場を持てるという、なんとも粋な計らいがありました。

幸運にも到着日当日がその催しの日になり、迷わず参加することに。

さっそく5歳の長男は、出発直前に覚えた「ハローハワユ~?」を駆使し、言葉も通じない同年代のお友達を作ることに成功。

滞在中に「鬼ごっこ=Tag(タグ)」というコトバを習得してくれました。

大人からすると、「Hello. How are you?」と「Tag」の2語だけでそんな一瞬で仲良くなれる?!と思わずツッコみたくなりますが、コトバはコミュニケーション手段の一つに過ぎないんだと、改めて感心させられてしまいました。

そして、この息子のお友達になってくれた男の子のご家族、実はアメリカの本土在住なのですが、ママが小児外科医!学会のためにハワイに来ていて、育休取得中のパパが息子たちの面倒をみながら奥さんの出張に帯同している・・・という私にとっては奇跡のようなファミリーでした。

そして、その時芽生えた友情がきっかけとなり、ハワイ最終日にまさかのDoddlとの出会いを果たすことに・・・!

想定外モンスター、Doddlに出会う。

Met Doddl in Hawaii

最終日、ホテル内のレストランで朝食をとっていると横には、長男が初日から仲良くしてもらっているあの家族。

わが家の次男モンスターは、いつも通り、手が届くものを手あたり次第触る、投げる、叩きつけるのオンパレードで存在感MAXの状態・・・

やっと食事を終え、最後の別れの挨拶をしようと、ふとお隣の席を見るとお友達の弟くん(当時18か月)が、わが子と半年ほどしか変わらないのに、まさかのこども用のスプーンとフォークを両手に握りしめて上手にお食事中ではありませんか。

「なんだこの差は。」

それまで何度かお食事のタイミングはかぶっていたものの、それまで気付くこともなく、息子の世話や後始末に追われる私は、ほんとうに周りが見えていなかったんだとその時になって気づきました。

でももう気付いてしまったからには黙っていられず、

「なんでそんなに上手に食べてくれるの?

「(うちの子も)あと半年後にはそうなってるもんなの?」

「どうやって躾けたらちゃんと座ってくれるの?」

と出発の時間が迫る中、矢継ぎ早に小児外科医ママさんへと質問を投げかけました。

すると、自分の子もはじめは上手に食べられずに落ち着かない食事タイムだったけれど、最近使い始めたこのカトラリーのおかげでだいぶ落ち着いて食べてくれるようになったところなの。と笑顔で教えてくれました。

そんな魔法のような食具がこの世にあったのか・・・

うちの子でも大丈夫なのかな・・・

あんな変な形がアメリカでは流行ってるのか・・・?

と色々と考えを巡らせていると、ママさんは続けて

「ドードルっていう、こども用のカトラリーブランドよ。」

「ど、どーど・・・?」と耳慣れない言葉に戸惑う私に、そのママさんは「D-O-D-D-L」とスペルをゆっくりと伝え、ネットで後で調べたらすぐわかると思うよ。と付け加えたところで、本当に最後の別れの時間がやってきました。

文明の利器に感謝!Doddlへの執念が実る

帰国後、さっそく教えてもらった謎の食具、Doddlを手に入れようとネット検索で販売店を探してみるものの・・・ない!

販売店どころか、日本にはまだDoddlが上陸していないことが判明。

ハワイにいる間にベビー用品店をチェックせずに帰ってきたことをとても後悔してしまいました。

その後悔と、

私もあのママさんのように、余裕ある笑顔で食事タイムを過ごしたい!

という執念から、数日かけてついに発見!

そしてなんと、その商品はアメリカの製品だと思い込んでいたのに、実はイギリスのブランドで、同じく子育て中のママさん達に考案されて製品化されたものだということが判明したのです。

Doddlとの出会い③へ続く

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