結婚式に夫婦で出席するときのご祝儀マナーや金額の相場を解説!
夫婦で結婚式に出席するときのご祝儀マナーや金額の相場を解説!
この記事を読むための時間:3分
結婚式に夫婦で招待された場合、ご祝儀をどうすれば良いのかと悩んでしまいますよね。今回は、夫婦で結婚式に招待された場合のご祝儀の金額の相場やご祝儀のマナーをご紹介します。
目次
夫婦で結婚式に出席する場合のご祝儀の相場は?
夫婦で結婚式に出席する場合のご祝儀の相場は、二人合わせて5万円~7万円が相場です。しかし、自分の年齢や相手との関係性によって相場の金額は異なります。結婚式では、食事をするので、用意された披露宴の料理の金額にプラスしてお祝いの金額を包むのが好ましいでしょう。夫婦そろって出席する場合、単にひとりあたりのご祝儀の相場金額を2倍にすれば良いという訳ではないのです。
友人の結婚式の場合
友人の結婚式の場合は、一人あたりのご祝儀の相場は2万円~3万円です。単純に二人分なので倍にすると4万円~6万円となりますが、お祝いでの偶数は忌み数といって嫌われるので避けた方が良い数字です。そのため、友人の結婚式のご祝儀の相場は5万円~7万円です。
親族の結婚式の場合
親族の結婚式に招待された場合は、友人の結婚式に招待された場合より、少し金額が上がります。また、新郎新婦との関係性や自分の年齢で異なります。兄弟、姉妹の結婚式の場合は5万円~10万円。いとこなどの血縁関係が遠い関係では5万円~7万円。相手が年下の甥や姪の場合は5万円~10万円が相場となります。親族の結婚式の場合、親族間でご祝儀の金額の相談がある場合があるので、両親などに相談すると良いでしょう。全体的に、親族の結婚式のご祝儀の相場は5万円~10万円です。
上司や部下の結婚式の場合
上司の結婚式のご祝儀の相場は5万円です。部下の場合は、自分の方が立場が上なので5万円~7万円が相場です。
気を付けたいご祝儀マナー
ご祝儀には金額など気を付けるべき点がいくつかあります。お祝い事なので縁起の悪い数字には注意が必要です。地方によっては習慣が違う場合があるので、地域の習わしを調べたり、聞いたりしておくことをおすすめします。
金額に気を付けよう!
新郎新婦に贈るご祝儀の金額は、基本的には奇数が良いとされています。「偶数は割り切れる」ことから「割る=別れ」や「切れる」といったことが連想されるからです。別れを連想させる数字は使わないことがマナーです。しかし、最近では「2」という数字はペア、「8」は末広がりが連想され縁起が良いとされているのです。「4」=死「9」=苦などの縁起が悪い数字は禁物です。
ご祝儀袋や名前の書き方
ご祝儀袋は、金額に見合ったご祝儀袋を選ぶようにしましょう。5万円~10万円以上の高額のご祝儀を贈る場合は、壇紙を二段重ねにして、水引で鶴や亀、松などを図案化した、豪華なご祝儀袋を使います。結婚式のご祝儀袋の水引は10本のものを使い、結び切りかあわじ結び、かつ熨斗付きのものを選びます。ご祝儀袋に名前を書く際は、筆ペンや毛筆などを使って濃い黒色の墨で記入します。中袋の表面には漢数字で金額を記入し、裏面には住所を記入しましょう。夫婦でご祝儀袋を包む場合、名前は代表者(基本的には世帯主)のみでも夫婦連盟でもどちらでも大丈夫です。ご祝儀袋の短冊の太さで決めても良いでしょう。短冊の上側には寿や御結婚御祝と書かれた物を使うか、自分で記入ましょう。文字数も奇数になるように記入します。結婚御祝のように文字数が偶数にならないよう注意が必要です。また、外袋の折り方にも注意が必要です。上の部分を最初に下向きに降り、次に下の部分を上に向かって折り重ね、水引よりも切れ端が上になるようにます。上を向いて幸せをうけられますようにという意味が込められているのです。
マナーを守って出席し、夫婦そろって結婚のお祝いしよう!
結婚式は人生の一大イベントといっても過言ではありません。ご祝儀を包むときは、相手との関係性や自分の年齢に見合った額を包むことが大切です。マナーを守り、新郎新婦へ心からの祝福を贈りましょう。