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自己肯定感を高める!センサリープレイは『繰り返し』が重要だった

自己肯定感を高める!
センサリープレイは『繰り返し』が重要だった

センサリープレイに一度はチャレンジしたことがある!という方は、近年増えてきているのではないでしょうか?忙しい日々で、どうしても散らかる遊びのセンサリープレイは、繰り返し遊ぶのが億劫になってしまいますよね。

筆者自身も3人の子供を育てる中で、センサリープレイの準備や片付けを考えると、最初はなかなか取り組む気にはなれませんでした。しかし、センサリープレイは『繰り返し』遊ぶことが重要で、子供たちの発達により良い影響を与えることができると知り、「もっと子供たちとセンサリープレイを楽しもう!」と思ったので、その理由をご紹介します。

※センサリープレイとは、様々な質感のものに触れて子供の感覚を刺激し、発達を促す遊びのこと。

本記事では、

・センサリープレイが育脳につながる

・センサリープレイは『繰り返し』が重要!

・『繰り返し』が子供の自己肯定感UPになる

についてご紹介します。

センサリープレイ以外でも、子供の『繰り返し』には良い影響があるのでぜひ最後まで読んでみてください。

センサリープレイが育脳につながる

センサリープレイをすることによって、脳の発達や指先の運動能力UP、目と手の連動能力UP、集中力UPなど、さまざまな発達を促すと言われています。そこにはこんな理由があります。

『手は第二の脳』という言葉を聞いたことはありますか?センサリープレイが発達に良いとされる所以は、動作を指令する「運動野」と感覚を感じ取る「感覚野」を含め、大脳領域の約3分の1が指と手をコントロールするために使われるからです。

つまり、指先をたくさん使えば使うほど脳に刺激を与え、活性化させることができるので、子供の育脳に最適なのは指先を使って遊ぶセンサリープレイなのです。

センサリープレイは『繰り返し』が重要!

「でも、どうして繰り返しセンサリープレイをする必要があるの?」と、思いますよね。

実は、私たちが何か新しいことを学ぶとき、脳内に神経経路(シナプス)が確立されます。その神経経路を強化し、学んだことを定着させる唯一の方法は、繰り返し何度も体験することなのです。

例えば、私たちが子供に本を読み聞かせるとき、リズムや表現方法、言葉、文の構造、順序、パターン、ストーリーなどを学びます。同じ本を繰り返し読むと、学んだこと・感じたことがより強化され、子供たちの中で定着していきます。そのため、本を読むたびにすでに学んだことが強化されるだけでなく、次にまた同じ絵本を読むと新しい何かを発見し、学びがどんどん増えていくことになります。

ただし、この『繰り返し』は本人が楽しくないのにやらされている状態だと脳がストレス状態となり、効果は得られません。つまり、遊びが学びになるセンサリープレイを繰り返すことでストレスなく脳が刺激され、脳の神経接続がより強固になっていくのです。

『繰り返し』が子供の自己肯定感UPになる

大人も子供も同様で、初めて学ぶことでも繰り返すことによって記憶に残ったり、慣れを感じることがありますよね。

幼児期に見るもの・体験するものすべてが新しいものです。そこで同じ体験を繰り返すと、次に何が起こるかを予測し始め、自信が生まれます。さらに、慣れから安心感が生まれ、脳は学びに向けての準備が整うのです。常に新しい情報を処理しようとしている脳はストレス状態のため、効率的に学ぶことができません。

繰り返し同じ遊びをするという経験は、できなかったことができるようになった時などに自信へとつながります。

例えば、紐通し。最初は上手にできなかったとしても、何度も失敗したり、繰り返す中で指先の動かし方を学習し、段々と上達していきますよね。その成功体験が子どもの自己肯定感UPに繋がります

センサリープレイは繰り返し遊ぶことに意味がある

いかがでしたでしょうか?本記事では、

・センサリープレイが育脳に繋がる

・センサリープレイは『繰り返し』が重要!

・『繰り返し』が自己肯定感UPになる

について詳しく解説してきました。

センサリープレイには子どもの発達を促す効果がたくさんあり、『繰り返し』体験することにより、よりその発達が定着していきます。準備やお片付けが大変・・・でも、その労力は子ども達が楽しみながら成長していく姿を見ると、そんなに大変に感じなくなるかもしれません。本記事が、『繰り返し』センサリープレイをお子さまと一緒に楽しんでいただけるきっかけになると嬉しいです。

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