乳幼児の夏の肌着の選び方|新生児〜1歳頃まで月齢別に紹介
乳幼児の夏の肌着の選び方
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暑い夏、赤ちゃんのためにどんな洋服を用意すればいいのか悩みますよね。特に肌着はいろいろと種類があり、最適な服装を選ぶのは大変!そこでこの記事では、乳幼児の夏の肌着の選び方や、おすすめの肌着の種類を紹介します。赤ちゃんの夏の肌着選びに困っている方はぜひ参考にしてください。
目次
赤ちゃんは夏でも肌着が必須!
赤ちゃんはよく汗をかくうえ、体温調節をする機能が未発達です。そのため、夏でも汗をしっかり吸収する肌着を着せて、汗で体温が奪われたり、熱がこもったりしないように調節してあげる必要があります。また肌着は、デリケートで刺激に弱い赤ちゃんの肌を、優しく包んで守る役割も持つものです。「夏はボディスーツ1枚で大丈夫なのでは?」と思いがちですが、季節を問わず1年中肌着を着せてあげましょう。
【月齢別】夏におすすめの肌着の種類
肌着には「短肌着」「コンビ肌着」などの種類がありますが、最適な肌着の種類は月齢によっても異なります。ここからは月齢別の夏におすすめの肌着の種類を紹介するので、肌着選びの参考にしてください。
新生児(ねんねの時期)
生まれてすぐの新生児には、夏に「短肌着」を着せることが多いです。短肌着は腰までの長さの打ち合わせタイプの肌着なので、体の大きさに合わせて調節できます。薄めの素材で重ね着しやすく、一年中着用できるものですが、冬には足まで覆う「長肌着」を着せる機会が増えるでしょう。しかし、短肌着はサイズが60cm前後までしかありませんので、あまり長い間着ることはできません。
2〜9ヶ月頃(手足をバタバタしはじめたら)
生後2〜9ヶ月になって手足の動きが活発になってきたら、短肌着がはだけて脚が出てしまいます。そのため、股下にスナップボタンがあってはだけにくい「コンビ肌着」や「ボディ肌着」がおすすめです。コンビ肌着は、スナップを外しておけば短肌着のように着ることもできるもので、ボディ肌着は、脚を覆わず下半身がパンツのようになっているものが一般的。どちらも、寝たままオムツ交換がしやすいように、打ち合わせタイプを選びましょう。
7ヶ月頃〜(おすわり・ハイハイの時期)
首が据わったら、打ち合わせタイプではなく「かぶるタイプ」の肌着が着られるようになります。むしろおすわりや立った状態でも着せやすいうえ、思いっきり動いてもはだけないので、この時期にはかぶるタイプの肌着の方が便利になるでしょう。「コンビ肌着」はハイハイがしにくいので、「ボディ肌着」がおすすめです。
1歳頃〜(歩きはじめたら)
1歳前後でひとりで歩けるようになった頃には、洋服と同時期に肌着も「セパレートタイプ」に変更しましょう。セパレートタイプの肌着というと、上は半袖肌着やタンクトップ、下は基本的にオムツで2歳頃からトレーニングパンツなどに変わっていきます。自分でトイレに行く挑戦を始めた時や、自分で着替えたがるようになった時など、セパレートタイプに切り替える適切なタイミングを探してみてください。
赤ちゃんの夏の肌着を選ぶときのポイント
最後に、赤ちゃんの夏の肌着を選ぶときに押さえたいポイントを紹介します。
室内・室外の両方に対応できるよう準備する
夏の室外は猛暑でも、室内はクーラーが効いて肌寒いことも多いです。赤ちゃんは自分で体温調節をするのが難しいため、気温と上に重ねる洋服に合わせて肌着の数・素材を選んであげる必要があります。クーラーの効いた部屋に入ったら重ね着を増やしたり、汗を吸い込んだ肌着を着替えさせたりといった対応ができるよう、準備しておきましょう。
通気性の良い素材を選ぶ
夏は通気性の良い素材を選び、熱がこもらないように注意してあげてください。一年中使える「コットン素材」をはじめ、さらっと薄い「メッシュ素材」や「天竺(てんじく)素材」を選ぶと良いです。汗をかいてもさらさら感が保てる「速乾タイプ」もおすすめです。
赤ちゃんの成長に合わせて夏の肌着を選ぼう
赤ちゃんの夏の肌着の選び方、選ぶ時のポイントを紹介しました。自分で体温調節ができない赤ちゃんのために、気温に合わせて肌着の数や素材を変えましょう。また、成長とともに適切な肌着の種類も変わっていくので、成長に合わせて夏の肌着を選んでください。