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赤ちゃんはいつから言葉をしゃべる?言葉の発達に差がある理由も

言葉に触れる赤ちゃん

赤ちゃんが言葉を話すのはいつから?

この記事を読むための時間:3分

「周りの子がお話しはじめたのに、うちの子はまだ……」と不安に感じているパパ・ママも多いのではないでしょうか?この記事では、赤ちゃんはいつ頃から言葉を話しだすのか、そして赤ちゃんの言葉の発達に個人差がある理由を紹介します。話しはじめるのが遅いと今後の成長に影響があるのでは、などと悩んでいる方は、ぜひ読んでみてくださいね。

赤ちゃんが言葉を話すようになる時期の目安

赤ちゃんが言葉を話すようになる時期には個人差がありますが、だいたい1歳〜1.5歳頃には話し出すことが多いと言われています。詳しく見ていきましょう。

意味のない音を発するのは3ヶ月頃から

赤ちゃんはまず、生後3ヶ月頃から意味のない音を出し始めます。それまでは泣くことしかできなかった赤ちゃんが、「あー」「うー」などといった1つの母音を伸ばした音を発するのです。これを「クーイング」と言います。その後、口や舌を使えるようになると「あう」「だだだ」など2つ以上の音のある「喃語(なんご)」を発せるように。これも個人差がありますが、喃語ができるのは生後5~6ヶ月頃だと言われています。

1歳頃から一語文を話せるようになることが多い

意味のある単語を話せるようになるのは、1歳前後からが多いです。文章は話せませんが、「ママ」「まんま」「ワンワン」などの喃語に近い音の一語文を話せるようになる子が増えます。喃語との違いは、赤ちゃんが言葉の意味を理解して使っていることです。

一般的には2歳頃から2〜3語話せるように

2歳頃からは「お散歩行く!」「ワンワンいるよ」など、複数の単語をつなげた文章が話せるようになることが多いです。一語文を話すようになった6~8ヶ月ほど後だと言われています。また、ものの名前に興味を持ち始めて、「これ何?」などの質問が増えます。これは2歳児が「ものや人に名前があること」を理解できるようになるからです。

3歳以降からの子も多い

2歳を過ぎても一語文が出ないことも多く、言葉を話しだすのは3歳以降からという子も少なくありません。「発達障害や身体の機能に問題があるのでは?」と不安になりがちですが、全く問題がなく3〜4歳になってから急に話しだすということも多いです。こういうケースは特に男の子に見られ、成長とともに差は縮まっていきます。

赤ちゃんが話しだす年齢に差があるのはなぜ?

1歳から言葉を話し始める赤ちゃんもいれば、友達と遊べるようになるほど成長した3歳頃まで話さない子どももいます。その差はどうして生まれるのでしょうか。気になる理由を紹介します。

のどの骨格や声帯が発達する必要があるから

話し始めるためには、知能や能力だけでなく話すための運動器官の発達が欠かせません。つまり、のどの骨や声帯、口の筋肉、呼吸器などが十分発達していないと話せるようにならないのです。人体的な発達に個人差があることで、話しだす年齢にも差が生まれている可能性は大いに考えられます。

「言葉を発する能力」の発達の個人差が大きいから

赤ちゃんの成長に個人差があるのは当たり前のこと。その中でも、言葉の発達に個人差を作っているのは、「言葉を発する能力」の個人差が原因である可能性も高いと言われています。つまり、言葉を理解する能力や記憶する能力はしっかり発達していることが多いのです。そのため、言葉を話すようになるとすぐ周りの子に追いつき、小学校に上がる頃には差がほとんどなくなります。また、子どもが「話す必要性を感じていない」ということもあります。

気になる場合は検診で相談してみよう

欲しいものややりたいことを感情で示していたり、1つでも意味のある言葉を話したりしていれば、発育に問題はないことが多いと言われています。しかし、聴覚や運動器官の問題や発達障害は判断が難しいものです。赤ちゃんが話さないのが気になる場合は、自治体の保健師やかかりつけの小児科医などに相談してみることをおすすめします。

言葉の発達を促すために試したいこと

無理に早く話せるようにする必要はありませんが、言葉を話せるようになれば、パパ・ママも嬉しいもの。そこで、赤ちゃんの言葉の発達を促すために周囲が試せることを紹介します。

たくさん話しかける

たくさん話しかけることは、赤ちゃんの言葉の発達に欠かせません。赤ちゃんが話せるようになるには、赤ちゃんが伝えたいと感じている言葉を大人が教え、赤ちゃんが使う、というプロセスが重要です。たくさん言葉をかけてあげることで、赤ちゃんが伝えたいことに合った言葉が見つかりやすく、早く言葉を覚えると言われています。

赤ちゃんの声や動きに反応する

赤ちゃんが早く話すようになるためには、「コミュニケーションをとりたい」「気持ちを伝えたい」という気持ちを育てるのも効果的です。そのために、赤ちゃんのクーイングや喃語、手足の動きなどの感情表現に対して反応を見せ、「伝わる喜び」「コミュニケーションをとる楽しさ」を感じさせてあげましょう。これにより、言葉を発する能力の発達が促されると共に、語彙が増えるのも早くなると言われています。

赤ちゃんがいつから言葉を話せるのかには個人差がある!

赤ちゃんが言葉を話しだす時期と、赤ちゃんの言葉の発達に個人差がある理由を紹介しました。一般的には1歳頃から単語を話せるようになることが多いと言われていますが、個人差があるのは当たり前です。あまり焦らず、赤ちゃんの言葉以外の表現を受け取って、たくさんコミュニケーションをとってあげてくださいね。

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