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モンテッソーリ教育を家庭で実践する方法!子供の才能開花をサポート

モンテッソーリ教育を家庭で実践する方法!子供の才能開花をサポート

モンテッソーリ教育を家庭で実践する方法!子供の才能開花をサポート

小さな子供への教育は、長い人生における価値観の基盤を形成するうえでとても大切なもの。

ただ、教育については「何が正解なのか分からなくなってしまう……。」という親御さんも多いのではないでしょうか?

そこで、家庭の中で一つの教育方針を設定すると、親御さんの育児もうんと楽になります。

おうちモンテ

今回は、世界の教育機関でも多く採用されている『モンテッソーリ教育』をピックアップ。

モンテッソーリの教育方針のくわしい内容をはじめ、家庭の中で活用する方法について紹介しているので、子供との関わり方や教育方法について悩んでいる方は参考にしてみてくださいね!

世界の著名人も受けていたイタリア生まれの教育システム!

遊びは立派なお仕事

モンテッソーリは、『子供の才能を最大限に引き出す』というコンセプトを持つイタリア発の教育システムです。

日本では幼児教育のイメージが強いですが、海外では小・中・高でもモンテッソーリ教育を採用している学校もあります。

著名人の中にはモンテッソーリ教育を受けた人も多く、マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツをはじめ、グーグルやアマゾン、フェイスブックの創業者など現代のパイオニアたちもいます。

素晴らしいアイデアで社会のニーズを読み、新たな道を切り開いてきたリーダーたちの幼少期を支えた教育システムこそが、モンテッソーリ教育なのです。

子供の才能を伸ばすためのマインドとアクティビティを体現化したモンテッソーリは、家庭でも積極的に取り入れたい教育法と言えるでしょう。

モンテッソーリ教育の特徴

日本の幼稚園や保育園でも多く採用されているモンテッソーリ教育ですが、ここでは家庭で取り入れるという観点から、教育方法の特徴についてまとめてみました。

 遊びは仕事 

モンテッソーリ教育の重要なポイントは、すべての遊びや作業は『仕事』であるという考え方です。

さまざまな体験を通して学び、得られる対価があるという意味でモンテッソーリでは「お仕事をする」という言葉を使用します。

娘も日本の実家に一時帰国した際に、モンテッソーリ教育の幼稚園に短期間通ったことがありますが、その時の口癖が「幼稚園で毎日お仕事をするの」でした。

遊びでもお仕事と捉えることで、責任感の育成や集中力を伸ばすことにもつながります。

 答えを教えずに見守る 

考える力を伸ばすためには、答えは親が教えるのではなく子供が導くことが大切です。そのため、答えを言えば簡単な場面でも、親は口を出さないことがポイント。

子供に考えさせ、親は見守ることがモンテッソーリ流の教育です。

子供が選択する

親が子供のお仕事を決めるのではなく、子供に何がしたいのかを選択させます。そのためには、なるべく選択できる環境を整えておきましょう。

好きな遊びやアイテムなども、子供自身が選ぶことで、集中しやすくなるほか愛着もわきやすくなります。

家庭でモンテッソーリ教育を取り入れてみよう

植物を育てるのはモンテッソーリの一環

モンテッソーリ教育は、親御さんがしっかりと方針を理解していれば自宅でも実践できます。

ここでは、具体的な取り入れ方の例についてご紹介しますね。

 服選び 

子供のお着替えでもモンテッソーリは実践できます。毎日着る洋服は3枚くらいの服の中から選ばせることで子供に選択の自由を与えてあげましょう。

 着替え 

着替えなどの作業では、時間がかかっても子供に自分で着替えさせる練習をさせ、親御さんはサポートに徹することが大切です。

ボタンも子供が自分で掛け外しができたら、たくさん褒めてあげてくださいね。

 料 理 

料理に関しては、子供に多くのお仕事を課すことができます。

たとえば、じゃがいもをつぶす作業やクッキーの型抜きなど、年齢に応じたお仕事を積極的に取り入れてみましょう。

嫌いな食材も自分で作ることに関わったと思うと、食べてみようという意欲がわいてきます。

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 食 事 

食事に関しては、離乳食ならば赤ちゃんが自分で食べたいものを選ぶBaby Led Weaning(赤ちゃん主導の離乳食)』 を取り入れることでモンテッソーリ流になります。

幼児の子供に関しても、できるだけ選べるメニューを考えましょう。

朝食 ご飯 か パン か シリアル

昼食 ご飯 か 麺類 か サンドイッチ

夕食 大皿から取り分けて食べる品も用意する

もちろん偏食にならないよう工夫やサポートも大切ですが、子供が自分で選んだものを食べることにより、食に関する興味も高まります。

最近は、日本でも赤ちゃんが自分で楽しく食べられるように考えられた食器・食具が徐々に充実してきているのでお勧めをご紹介します。

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▶コンパクトで持ち運びに便利なフタ・収納袋付きのひっくり返らないお皿

 お片付け・お掃除 

「片付けなさい」とうるさく言われなくても、子供が自発的にやろうと思えるようなお片付けが、モンテッソーリ教育の理想です。

そのためには、玩具の数に応じて棚やボックスなどを用意して、子供が片付けやすい環境を整えましょう。

片付けの時間は、決まった音楽を流したりゲーム感覚でお片付けの競争をしたりして、楽しく片付けられるよう習慣付けると子供も取り組みやすいですよ。

 植物を育てる 

おうちや庭で植物を育てることは、子供にとって変化や驚きを体験するよい機会になります。

モンテッソーリ教育では、植物との触れ合いが子供の五感の発達に役立つと考えられているため、水やりや観察、草抜きなどのお仕事を子供に与えましょう。

 遊ぶ 

モンテッソーリでは知育玩具を推奨していて、教育現場でも安全性が高く創造性も伸ばしやすい木のおもちゃが多く使われます。

また、おままごとなら本物の食材やお皿を使うなど、家にあるものを遊びの道具にしてしまうのもモンテッソーリならではの教育方法です。

子供の未来を創造するために!おうちでモンテッソーリ教育

おうちでも親御さんのサポート次第で、モンテッソーリ教育をさまざまな場面で活用できます。

子供の自立心や想像性を伸ばし、社会で生き抜く力を育てるためにも、モンテッソーリの教育方針を家庭で取り入れてみましょう!


ライター:古屋恵子

ライター:古屋 恵子

ニュージーランド在住。

イタリア人の夫と7才の娘と毎日にぎやかに暮らしています。2012年からフルタイムのライターとして活動中。

海外での育児経験を通して、ママさんにとって役立つ情報を発信しています。

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