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保育士経験者が伝授。イヤイヤ期の乗り越え方と対処方法。

イヤイヤ期、魔の2歳児との向き合い方

保育士経験者が伝授。イヤイヤ期の乗り越え方と対処方法。

子供が生まれると長さや強弱は個人差あるものの、必ず直面する第一次反抗期ともいわれる、イヤイヤ期。

今回は、子ども保育のプロである保育士の方からの経験談をもとに、イヤイヤ期真っ只中の「魔の二歳児」との向き合い方を聞いてみました。

必ずやってくるとわかってるからこそ、プロの対処方法を参考に、乗り越えるためのヒントにしたいですね。

イヤイヤ期真っ只中

イヤイヤ期はいつから?いつまで?どうして?

イヤイヤ期は、1歳半頃から始まり、おおむね2歳でピークになると言われてます。

イヤイヤ期の長さやいつまで続くかは個人差があり、長いお子さんでは4歳くらいまでかかることもあります。

初めての子育ての方や、妊娠中などの身体がつらいときなどには、保護者の方がどう付き合っていいのかわからなくなることもあるでしょう。

イヤイヤ期は子どもの発達のうえでは、「自我の芽生え」が生じる「なんでも自分でやってみたい」時期です。

自発的に活動したいという反面、自分で思うようには行動できないジレンマもあるのです。自分の欲求を押し通そうとする気持ちがあるのに、うまく言葉や態度で伝えられないという気持ちが、「イヤ!」という言葉に集約されているといっても過言ではありません。

イヤイヤ期真っただ中の保護者にとって、「いつ終わるのか?」と不安になることもあるかもしれませんが、育児期間の中で2~3年のこと。いつか終わりはやってきます。

イヤイヤ期は、自立への最初の一歩と考えて乗り越えていきましょう。

イヤイヤ期まっただ中がたくさんいる保育園ではどう対処してる?

子供に寄り添ってあげることが大切

子どもの気持ちに寄り添ってみる

保育園では、2~3歳のお子さんの好奇心や自立心を大切にするために、子どもの気持ちに寄り添うことを大切にしています。

やりたい気持ちが強い「イヤ」の場合には、「これがしてみたいの?」と聞いてみたり、「自分でやってみる?」と促してみたりすることから始めます。

自分でできなくて困っている様子が見受けられた場合は、「少しだけ手伝ってもいい?」と言葉をかけることで、「うん」と大人が手伝うことを許容してくれることもあります。

役割分担で成功体験へのサポートをしてみる

「ここまでは○○ちゃんがやってね」「次は先生がやるね」など、役割分担や見通しを立ててあげることも有効な手段のひとつです。

子どものやりたい気持ちや世界観を壊さず、一言声をかけることで、子どもも「やりたい気持ちをわかってもらえる」「自分のやりたいことができた」と達成感を味わいつつ、大人に対して信頼関係を築けるようになります。

距離感を大切にしつつ、見守る

「自分一人でやってみたい」という独立心を育てるためには、少し離れた距離で見守ることも大切です。

子どもの視界に入る距離から目を離さずに見守ってあげることで、「困ったときには助けてもらえる」という安心感の中、チャレンジすることができます。

ぴったりくっついていると、ついつい大人が手を差し伸べてしまいがちだったり、急かしてしまいがちになりますよね。

適度な「物理的距離感」と「精神的距離感」をお互いに模索してみるのも大切ですね。

褒める場面を作り出してみる

自分で挑戦することを求めるこの時期だからこそ、こちらから敢えて褒める場面を作り出して「上手にできたね!」と笑顔で接する機会を作り出してみましょう。

食後のお片付けなど、子どものストレスなくできるレベルのお手伝いを「できるかな?」と挑戦してもらい、終わった後にはしっかり褒めてあげます。大人からすると些細な作業ですが、きちんと達成して褒められることで、子ども自身の達成感が高まり、自己肯定感を育むきっかけになります。

「イヤイヤ!」への返答は「そうなの、嫌なんだね」

毎日毎日イヤイヤに付き合ってると、つい、強く「なぜ嫌なの?」「言うことを聞きなさい!」とこちらまでイライラしてしまうこともあると思います。イヤイヤ期は子どもの自立をはぐくむとともに、大人からの愛情や信頼構築を確認している大切な時期です。

なので、大人の圧力や強引さを見せつけるのはできるだけ避けたいところです。

「イヤイヤ!」が発症したら、まずは「そうなの、嫌なんだね」との感情を受け止めてから次の提案へ進む。このワンクッションが難しいですが大切です。

あれ?何がイヤなんだった?

子どものイヤイヤやりたい放題に対応して、あえて「イヤ!」をわざと引き出す方法もあります。

例えば「ごはん食べよう」に対して「イヤ!」という子なら、「ごはん食べないでおこう」などあえて子どもが「イヤ」という言葉を遣うシーンを作るようにします。

「イヤ!」と反抗することで満足する子どももいるので、言葉遊びの延長上として親子で楽しみながら過ごすのもポイントです。

「やりたい!」「できた!」を繰り返して成長するわが子を見て

できたね!

イヤイヤ期は子どもの心が、一人の人間として大きく成長する時期です。

「自分でやりたい」「やってみたい」という気持ちを大切にし、失敗したり時間がかかったりしてもできる範囲で見守っていくことが、子どもの心の成長を促すようになります。

保育園ではイヤイヤ期のお子さんに対して、成長を喜ぶとともに、子どものやりたい気持ちを尊重するようにしています。

着替えや食事など、みんなと一緒の時間をとりながら、目を離さず「自分でできた」「自分でやった」という達成感を味わえるように促しています。

時間がかかってしまうこともありますが、その時には「もうおしまいにしよう」という区切りや目安、メリハリをつけることで、イヤイヤ期の子どもの欲求を満たす工夫をしています。

食事中の「自分で食べたい」という欲求に対しては、自分で食べられるものや手づかみで食べられるものを準備したり、遊びの中でやりたいことは存分に遊ばせてあげると同時に安全面に配慮したり、自分で片づけたいという気持ちを尊重させるためには、片づけしやすいように絵や写真を片づけるボックスにはったり、靴や服の絵を片づける棚に張り付けたりしています。

まだ時間の概念のない子どもに対しては、次に何をするか、行う行動を絵にしておくことで、ルーティンを守ろうとするようになります。

イヤイヤ期は保護者にとっては「子育てが難しい」と感じる時期ですが、保育園の対処方法なども含めて上手に乗り切っていくことで、子どもの成長とともに保護者も親としての経験値もふやせるチャンスと思ってみてはいかがでしょうか。

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