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子ども同士がケンカする原因とは?親の立ち位置と対処法も解説

水をかけあって遊ぶ子供

子ども同士がケンカする原因とその対処法について

この記事を読むための時間:3分

子どもにケンカはつきもの、と昔からよく言われますが、子どもは3歳を過ぎた頃から自己主張が強くなり、周りの友達とよくケンカをするようになります。その時、子どもの親はどのように立ち回ればよいのでしょうか?自分の子どもがケンカをして帰ってきた時に、冷静に適切な動きを取るのはなかなか難しいことです。いざという時に少しでも子どものためになれる行動が取れるように、親は普段から学んでおく必要があります。今回は子どもがケンカをする原因とその対処法について解説します。多感な年頃のお子さんを持つお父さん、お母さんはぜひ参考にしてくださいね。

子ども同士がケンカする原因とは

子ども同士のケンカは、子どもの自己主張のぶつかり合いから起こります。幼少期の子どもは3歳を過ぎたあたりから相手の気持ちに共感したり、相手を慰めたりすることが徐々に出来るようになりますが、自分と相手の気持ちを区別することが難しく、相手に対して常に自己主張してしまう傾向があります。プライドとプライドがぶつかり合った結果、ケンカに発展してしまう、というわけです。

子ども同士がケンカした時の親の対応について

では実際に子ども同士がケンカをしてしまった時、親は自分の子どもに対してどのような対応をすればよいのでしょうか。大事なポイントは次の2点です。

・冷静に対応する
・必要以上に首を突っ込まない

自分の子どもに対する感情を一度抑え、冷静に対応することが大切です。

1.子どもの話を聞く

子どもがケンカをしてしまったら、まずは子どもの言い分を黙って聞いてあげましょう。子どもはなぜ相手とケンカをしてしまったのか、言い分を親に聞いてもらいたいのです。言い分を全て親に話せたことで、相手に対して悪いことをしてしまった反省の気持ちも湧いてきます。親はまず子どもの言い分を冷静に聞き、状況を把握しましょう。

2.冷静な目線でアドバイス

子どもがすべてを話し終えたら、冷静な視点でアドバイスをしましょう。この後にどのような行動をとるべきか、一方的に指示するのではなく、子どもと一緒に考えてあげることが大切です。今の状態からどうやって改善していくのか、子どもからアイデアを引き出し、そのアイデアに対してアドバイスをする、という形を取ります。

子どもを叱らなければならない場合とは

子ども同士のケンカに対し、一方的に叱るのはよくありません。しかし、状況によっては叱らなければならない場合があります。相手をケガさせてしまったり、相手のものを奪ったり、壊してしまった時は子どもを叱って反省を促すことも必要です。また、このような場合は状況を確認したのち相手の親に対して子どもと一緒に謝罪をすることも必要になります。

子ども同士がケンカした時の親の立ち位置

子ども同士がケンカした場合、親は必要以上に介入してはいけません。相手にケガを負わせてしまった場合は別ですが、子ども同士のケンカは子どもに解決方法を考えさせることが重要です。子どもが考えた解決方法に対し、冷静な視点からアドバイスをしたり、一緒に考えたりすることに徹しましょう。また、子どもの友達や、友達のご両親、担任の先生など、子どもの周りの人たちとの人間関係を良好にしておくことで、いざという場合においてもスムーズに事が運ぶので、ここに関しては普段から意識しておくとよいかもしれません。

ケンカは子どもの成長の証

子ども同士のケンカは子ども達の自我の表れであり、子ども達が少しずつ大人へと成長している証でもあります。子どもはケンカをすることで多くのものを学びます。大人が子ども同士のケンカに必要以上に介入すると、その学びを子どもから奪ってしまう場合もあるので注意が必要です。なぜケンカになってしまったのか、そしてこの状況をどのように行動すれば改善できるのか、悩む子どもに対して適切なアドバイスを送れるように、大人もまた子ども同士のケンカから色々なことを学んで、成長しなければなりません。

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