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シュタイナー教育とは?特徴や家庭での取り入れ方を紹介

シュタイナー教育とは?特徴や家庭での取り入れ方を紹介

 

 

俳優の斎藤工さんが受けた教育としても有名な「シュタイナー教育」。

シュタイナー教育では、子どもの個性を尊重し、ゆったりと心と体を育てる教育を大切にしています。

 

今回は「シュタイナー教育の特徴」と「家庭でできるシュタイナー教育」について解説します。

 

 

シュタイナー教育とは

 

シュタイナー教育はルドルフ・シュタイナーが見出した、ドイツ発祥の教育方法です。

シュタイナー学校はヨーロッパを中心に世界60か国以上に広がり、徐々にアジアでも広がりを見せています。

 

日本では1970年代ごろから、シュタイナー教育への関心が高まり始めました。

以降、徐々に広がりを見せ、現在ではシュタイナー教育を取り入れる教育機関が増えています。

 

では、シュタイナー教育とはどのような教育であるのか、具体的にみていきましょう。

 

 

7歳までに基礎を育てる

 

7歳

 

シュタイナー教育では「0~7歳」「7~14歳」「14~21歳」の7年周期で子どもは発達するとされています。

 

特に大切なのは「乳幼児期(0~7歳)」。

 

この児期に人間としての基礎が作られ、生きる力を手に入れるといわれています。

 

乳幼児期には「愛」「模範」「感覚」「信頼」の4つに重点を置き、環境を整えてあげることが大切になります。

子どもはこの4つの環境を十分に与えられることで、安心してすくすくと育つことができるといわれているのです。

 

子どもが安心できる環境を整えるために、簡単にできることがあります。

 

それは「家の中を整える」ことです。

 

部屋が雑然としていると、子どもの心は落ち着かず安らぎを得ることができなくなってしまいます。

子どもの安定した発達のために、まずは家の中を片付け整えておくことを習慣づけましょう。

 

さらに、シュタイナー教育では「淡いピンク」が子どもにとって安心できる色として推奨されています。

 

インテリアにクッションやブランケットなど、淡いピンクのモノを取り入れるのもおすすめです。

 

 

シュタイナー教育の4つの構成体

 

シュタイナー教育では「自我」「感情」「生命」「物質」これらの能力を7年周期の発達に応じて伸ばすことがよいとされています。

 

7歳前後の幼児期は上に伸びようと成長するとき。つまり「生命」が形成されるときです。

 

近年、幼児の早期教育がもてはやされています。

しかし、この時期には知育よりも心と体を成長させてあげることが大切なのです。

 

「きちんとした食事」「自然とのふれあい」「おもいきり走り回る時間」「家族とのんびりすごす時間」「お母さんとお話しする時間」などをたっぷりと経験させましょう。

 

こうした経験に子どもは幸せを感じ、心が満たされていくのです。

 

 

家庭でできるシュタイナー教育

 

つづいて、家庭でできるシュタイナー教育について解説します。

 

 

毎日の生活にリズムをつける

 

生活にリズムがあると、子供は安心します。

 

例えば、幼稚園児の場合「起床時間」「家を出る時間」「お迎えの時間」「夕食の時間」「お風呂の時間」「絵本の時間」「お休みの時間」など、できるだけ一日のリズムを崩さないよう生活するように意識してみましょう。

 

 

特に、子どもにとって起床時間と就寝時間は非常に大切です。「寝る子は育つ」と昔から言いますが「育つ」には体の成長だけでなく、心の成長という意味も含まれています。

 

大人になると毎日一定のリズムで生活することは、簡単ではありません。

しかし、決まったサイクルの中ですごす方が、子どもにとっては心地よく快適なのです。

リズムが整うようになると、子どもの心も自然と落ち着いてゆくでしょう。

 

 

リラックスタイムを作る

 

リラックスタイム

 

子どもとの毎日は一日がバタバタとすぎてしまうものです。

 

特に仕事をしながらの子育てだとなおさらのことでしょう。

 

そこで、一日の終わりにスキンシップの時間を作ることをおすすめします。

のんびりと絵本を読んだり、横になっておしゃべりをする時間を作るのです。

 

リラックスタイムといってもテレビを見たりゲームをするわけではありません。

夜にテレビを見てしまうと、子どもは興奮して目がさえてしまい眠れなくなってしまいます。

夜はテレビをやめて、一日の出来事を話したり、絵本を読むようにしてリラックスした時間を過ごしてみてください。

 

家事の合間にテレビを見せる代わりに、料理や洗濯など子どもにできることを手伝ってもらうのもおすすめです。

手伝ってもらったら

 

「手伝ってくれて助かる。一緒にしたら楽しいね。」

 

という気持ちをしっかり伝えましょう。

 

 

家庭でできる遊び

 

シュタイナー教育では「芸術」をとても大切にしています。

 

芸術といっても難しいことではなく「粘土遊び」や「蜜ろうクレヨン」など、身近な遊びとして体験できるものでよいのです。

 

特に、母親が作った手作りのおもちゃは、子どもにとって特別なもの。

不格好でもよいので、できるだけ自然の素材を使って、人形などのおもちゃを手作りしてみることをおすすめします。

 

もちろん、子どもと一緒に作り、楽しい時間を共有するのもよいでしょう。

 

 

今日からシュタイナー教育を取り入れよう

 

シュタイナー教育は早期教育とは真逆の教育です。

 

「文字は小学校に入ってから習えばよい。それよりも心を豊かにすることが大切だ。」

 

という観点で子育てすることを大切にしています。

 

それは非常にシンプルな教育でもあります。

特別な学校や教室など通わなくても、家庭で実践できることも多いのです。

 

習慣になれば、それほど難しいことではありません。できることから少しずつ取り入れてみてくださいね。

 

 

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