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子どもの免疫力を高める方法!生活環境を整えて病気に負けない体をつくろう

子どもの免疫力を高める方法!生活環境を整えて病気に負けない体をつくろう

 

 

新型コロナウイルスの流行が、世界的に大きな問題となっています。特に幼い子どもがいる家庭では、心配がつきませんよね。

 

コロナウイルスにかからない、かかっても重症化しないようにするために、今注目されているのが「免疫力」です。免疫力を高めるということは、コロナウイルスだけでなく、一般的な風邪や花粉症、インフルエンザなどにも効果が期待できます。

 

今回は、子供の免疫力を高める方法を紹介します。家族で実践して、免疫力を高めていきましょう。

 

 

免疫とは

 

免疫力とは、病気などから体を守ってくれる力のことです。人間の体の中では、がん細胞が発生したり、ウイルスや菌が侵入してきたり、さまざまなリスクにさらされています。

 

体内で攻撃を受けても、免疫力が高ければ免疫細胞が攻撃から体を守ってくれます。しかし、免疫力が低下すると攻撃に負けてしまい、体調を崩してしまうのです。

 

病気から体を守るには、免疫力を上げることが非常に大切です。

 

 

子供が風邪をひきやすい理由

 

子どもは頻繁に風邪をひきます。とくに、保育園や幼稚園での集団生活が始まると、一気に病気をもらってくる子どもが増えます。「保育園の洗礼」ともいわれますよね。

子どもは咳エチケットや鼻をかんだりすることが上手にできず、友達と遊ぶ距離も近い、おもちゃなどをなめるなど、風邪をうつしあいやすい環境にいます。

 

赤ちゃんは、生後6か月くらいまでは、お母さんの胎盤や初乳からもらった免疫で守られています。この頃は、集団生活をしていない子が多いこともありますが、免疫があるため風邪をひきにくいといわれています。

しかし、お母さんからもらった免疫は徐々に切れ、風邪をひきやすくなるのです。

 

熱が出るのは体がウイルスと戦っているからです。風邪の症状で熱が出るのは、力を高めているということ。鼻水や咳、下痢症状なども、ウイルスと戦っている証拠なのです。

 

子どもは風邪を繰り返して引くことで、徐々に免疫をつけていきます。

 

 

子供の免疫力が低下するとき

 

  子供の免疫力が低下するとき

 

どのようなときに子どもの免疫力が低下するのか、みてみましょう。

 

  • 強いストレスを受けたとき

免疫力には心の健康も大きく関係しています。子どもは強いストレスを受けると、自律神経のバランスを崩してしまいます。進学や進級で生活環境が変わったり、友達との関係がうまくいかなかったり、ストレスや怒りで精神状態が不安定になると、免疫力の低下につながります。

 

  • 腸内環境が乱れているとき

腸内環境と免疫力には深い関係があるといわれています。腸内では善玉菌が優勢でないと免疫力が低下します。食生活はもちろん大切ですが、便秘や下痢にも注意が必要です。

 

  • 睡眠不足

子どもの成長に大切な睡眠は、免疫力にも関係があります。睡眠不足になると、慢性的な疲労や自律神経の乱れによる、免疫力の低下が心配されます。

 

 

子供の免疫力の高め方

 

子どもの免疫力を高める方法を紹介します。すぐに取り入れられることを中心に紹介するので、ぜひ試してみてください。

 

 

食べ物で免疫力を高める

 

免疫力を高めるには、腸内環境を整えることが大切です。乳酸菌・発酵食品など、腸内環境を整える食べ物を積極的に摂取しましょう。

 

腸内環境を整える食べ物は「納豆」「ヨーグルト」「チーズ」「味噌」「甘酒」などがおすすめです。1日1杯の味噌汁は免疫力を高めるといわれています。

 

腸内環境を整えるためとはいっても、一定の食べ物ばかり食べるのはよくありません。免疫力を高める食べ物を意識しながら、バランスのよい食事をとりましょう。

 

 

生活習慣を整える

 

1日のうち、1歳から3歳は12時間から14時間、3歳から5歳は11時間から13時間の睡眠が必要といわれています。

夜は遅くても9時には眠れるよう、入眠リズムを整えるようにしましょう。

 

質のよい睡眠をとるために、日中は散歩や公園遊びなど、思い切り体を動かす時間を作ってあげます。

食事とおやつの時間は規則的にとるようにしましょう。

遊ぶ時間、食事の時間、絵本を読む時間、勉強する時間など、メリハリのある生活をすることが大切です。

 

必要な睡眠時間は、子どもによって個人差があります。

 

年齢別に睡眠時間の目安はありますが、ショートスリーパーの子もいれば、4歳、5歳になってもお昼寝が必要な子もいるでしょう。

睡眠不足になってはいけませんが、あまり寝ない体質の子もいます。睡眠時間の短さを深刻に考えすぎないようにしましょう。

 

 

菌を排除しすぎない

 

日和見菌

 

ウイルスの侵入を防ぐために除菌は大切ですが、除菌をしすぎると体を守ってくれる「常在菌」までなくなってしまいます。

 

私たちの手や体には無数の常在菌が存在し、体を守ってくれています。常在菌がなくなると、感染症にかかりやすくなってしまうのです。

 

赤ちゃんがなんでも舐めてしまうのも、いろんな菌に触れ、免疫をつけるためには大切なことです。

 

また、どろんこ遊びや砂遊びをすると、土の中にいる「日和見菌」という腸内細菌が体内に取り込まれ、免疫力を高めることができるといわれています。

 

大人は、つい「汚い」と制止したり、除菌したりしますが、子供が菌と触れ合うのはとても大切なことです。あまり神経質にならずに、温かい目で見守ってみるとよいかもしれません。

 

 

生活を見直して免疫力を高めよう

 

子どもの免疫力を高めるには、腸内環境をよくする食事、規則正しい生活、そして菌と共存する生活が必要ということがわかりました。

 

親からの愛情や安定した生活も、子供の緊張が緩和され、免疫力を高めることにつながります。

 

たっぷりの愛情と規則正しい生活で免疫力を高めて、ウイルスに負けない体を作りましょう。

 

 

 

 

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ちょっと前まで赤ちゃんだと思っていたのに
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