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止まらない赤ちゃんのいたずら!どうして?どう対応する?

止まらない赤ちゃんのいたずら!どうして?どう対応する?

 

子供のいたずら

 

ハイハイやつかまり立ちが出来るようになると赤ちゃんの世界は一気に広がります。

我が子の成長はとても嬉しいことですが、成長と共に赤ちゃんのいたずらのバリエーションも増えていきます。

 

  • 棚の本を落とす
  • テッシュを引き出す
  • 引き出しの中身を移動させる

 

これらは一歳になる息子のあるあるです。

片付けのことを考えるとげんなり……。

 

こうした赤ちゃんのいたずらについて、スイスの有名な心理学者ジャン・ピアジェ(Jean Piaget)の提唱する「認知発達理論」をもとに説明していきます。

 

 

どうして赤ちゃんはいたずらするの?

 

ピアジェは子どもを「有能な科学者」と表現しています。

 

赤ちゃんは生まれたときから

 

「予測」のもと実験を試み、その結果何が生じるかを「確認」している、

 

と考えたのです。

 

ピアジェは0-2歳を

 

「感覚と運動の関係を学び、反射的な行動や探索活動が盛んな時期(感覚運動期)」

 

としています。

 

生後1ヶ月頃までは反射による行動が大半ですが、段々と刺激や変化を求めて積極的に周囲に働きかけを行うようになります。

 

例えば手に取った物を落とすとき

 

「手を離したら落ちるかな?」→「落ちた!」

 

という予測と確認をしていくのです。

 

1歳頃からは

 

「カーペットの上に落とした時の音は?フローリングは?畳は?」

 

と音の違いを楽しむといったような試行錯誤的な行動を見せるようになります。

 

こういった行為を何度も繰り返すことで、赤ちゃんはその現象が偶然なのか必然なのかを検証しています。

 

つまり、統計を取っているのです。

 

大人であれば

 

「ボールは固い床では跳ねるが、布団の上では跳ねない」

 

「フローリングに物を落とすと大きな音がする」

 

と分かりますが、赤ちゃんには分かりません。

何度も予測と確認を繰り返すことで学んでいくのです。

 

この行為は「物を落とす」というような物理的な現象だけでなく

 

”いないいないばあ”の遊びで

 

「手の後ろから顔が出てくるかな?出てきた!」や、

 

「これをやったら怒るかな?やっぱり怒った!」

 

といった対人行動にまで及びます。

 

そして年齢が上がれば上がるほど

 

「この椅子を使えば棚の上のぬいぐるみに手が届くかな?」と、より先のこと、複雑なことの「予測と確認」をするようになります。

 

この「予測と確認」はまさに科学者が実験を繰り返しているのと同じなのです。

 

 

親はどうすればいいの?

 

 

十分に実験(いたずら)を繰り返すことで、自分で考え学ぶ力が育ちます。

 

また「面白い!」「なぜだろう?」と興奮した経験が、後々の知性や心の安定につながるとも言われています。

 

子どもの「いたずら」は学びの入り口です。

 

子どもが成長している時間だと受け止め、出来る限り見守ってあげましょう。

 

そうは言っても、大人は先のことが見通せてしまうので

 

「片付けが大変」「怪我をするかも」

 

とついイライラ・ハラハラしてしまいがちです。

 

どうしても許容できないいたずらに対して、我が家で実践していた対処法をご紹介します。

 

 

代替案を提案する

 

息子が食事中に食材を投げることがブームになっていた頃、積極的にボール遊びを取り入れました。

 

投げても良いものを渡すことで、「投げる」実験を思う存分繰り返してもらいます。

 

他にも「開けてもいい引き出し」や「物を取り出せる棚」など、いたずらをしても良い環境を作りました。

 

触ってほしくないものはロックをかけた棚や高い位置の引き出しに仕舞い、それ以外は子どものいたずら専用として区別をします。

 

いたずらしても良い、と決めることで同じいたずらでも許容できるようになりました。

 

 

できるだけ反応しない

 

子どもは親のリアクションが大好きです。

 

怒ったり驚いたりといった反応をすると、子どもは親の反応を楽しんでさらにいたずらを繰り返します。

 

そのため、「やってほしくないこと」を子どもがやっている時は無反応でいることに徹しました。

 

「そんなことをしても面白くないよ」

 

と伝えるイメージで、表情や声色に気をつけました。

 

大きな声で叱責したり叩いたりすると、子どもは不安や恐怖でいっぱいになり、大人が伝えたい意図が伝わりません。

 

静かに、ゆっくり、短文で伝えることが重要です。

 

また、もしついカッとなって叱責してしまった際には、きちんと子どもに謝りましょう。

 

親の姿を見て学び、正直に謝れる人間に育っていきます。

 

「どうしていたずらばかりするの!」

 

と思うとついイライラしてしまいますが、理由が分かると許容範囲が広がります。

 

大人にとっては当たり前のことを、子どもはいたずらを通して今まさに学んでいるのです。

 

物を落としている時、子供は重力を学んでいます。

 

物を投げている時、子供は放物線を学んでいます。

 

破いたり、引っ張ったり、散らかしたりしながら、子どもの手先はどんどん器用になっています。

 

自分のストレスとのバランスを取りながら、成長を見守っていきたいですね。

 

 

 

 


ライター:Fuma

日本在住。元気いっぱいな男の子を育てています。

専門家によるママ向けセミナーの主催者として活動中。

 

育児に関するちょっと専門的な知識を分かりやすくお伝えしていきます♪

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ちょっと前まで赤ちゃんだと思っていたのに
気付けば元気にそこらじゅうを走り回る子供たち

長いようで短い育児期間。

限られた時間を少しでも大切にしたい。
知育、食育もちゃんとして色んな経験もさせてあげたい。

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