いつから使わせる?子供の包丁デビューの時期と子供包丁の選び方を紹介
目次
はじめて子供に包丁を持たせるタイミングは?きっかけは?
男の子も女の子も、幼少期はごっこ遊びやおままごとが大好き。
ママやパパがキッチンに立つたびお手伝いしたがったり、ごっこ遊びにお料理のシーンを取り入れてくるようになったらお料理に興味を示しているというサインです。
そんな時がやってきたときのために、包丁デビュー時におさえておくべきポイントについてお伝えしたいと思います。
その子の体格や成長にあわせた包丁選びを
お料理に興味を持ち始めて、実際にお料理のお手伝いなどで包丁を握るようになるタイミングはその子自信の興味や家庭環境によっても様々です。
2歳頃に早くも興味を持つ子もいれば、それまで全くだったのにもう少し大きくなってから急にやりたいと言いだす子もいます。
こちらでは、それぞれの年齢や成長に合わせた包丁選びのコツについてお伝えしていきます。
はじめての包丁デビューには
切れない子供用包丁
まだ低年齢で、油断すると刃先を口や手元にうっかり持って行ってしまう可能性があったりやっぱりさすがにいきなりの初めてから切れる包丁手渡すのは抵抗が・・・
という場合におすすめなのは「切れる刃」のついていない包丁です。
まずはバナナや豆腐、ゆでた野菜など軟らかい素材を使って「切る」という動作を経験させつつ、食材を抑える手は猫の手にすることや
むやみにギコギコさせるのではなく、スッと刃をスライドさせて切るということを肌感覚でつかませるにはちょうどいいと思います。
ちゃんと切れるけど怪我しにくい
刃部分が加工されている子供用包丁
4歳頃になり、きちんと大人の言うことに耳を貸しながら切るという作業を落ち着いて行うことができてきたら、大人の包丁にもう一歩近づけたデザインのものを選んでみましょう。
刃部分をギザギザ状にしたり、刃先と刃元に丸みを持たせたり、安全面にも考慮してくれている子供用包丁を探してみて下さい。
製品によっては、刃部分の素材が大人用と同じステンレスのものも。そちらであれば必要に応じて研ぎながら使用を続けることも可能なので意外と長く使えるという点ではお得です。
小さい料理人の登場!
ちゃんと切れる、子供用サイズの包丁
手先も器用にしっかり発達し、包丁を扱うということに慣れてきたら使えるちゃんと切れる刃付きの子供用サイズの包丁もあります。
時期としてはだいたい小学生頃が目安と言われていますが、やはり刃物の扱いは危険なことには間違いないので、保護者の方がその子の成熟度を見極めながら与えてあげる製品をしっかり選ぶことが大切になってきます。
1歳半頃から使えて
ままごとや日頃のお食事タイムから安心して使える
子供用トレーニングナイフ
切れない子供用包丁から段階を踏んでステップアップしていくことも大切ですが、それよりさらに前の段階、包丁ではなくてナイフとして日常の中で「切る」の練習ができるトレーニングナイフも低年齢層に人気です。
英国発のこども用トレーニングナイフ
手首の力が弱く、手先の器用さにもまだ不安が残る1歳半頃の幼児からでもしっかり押し切ることができるよう、力を加えやすい形状になっています。
また、万が一刃先を口元などに持って行っても怪我することなく使えるよう配慮された刃先形状で安心して小さい子でも使うことができます。
専門家監修のもと、人間工学に基づいて持ち手の部分や刃先の形状がデザインされているのでユニークで可愛らしい見た目ながらも、結構実用的に使える子供用のトレーニングナイフです。
こちらの商品、実は単品では販売されておらずスプーン・フォーク・ナイフ3点が1つのセットとして販売されています。
包丁で食材を切ってお料理のお手伝いができるようになるまでに、まずは食卓で自分で食べながら手首の力や指先のトレーニングをしつつ
包丁デビューに備えるというのも良い策かもしれませんね。