海外ほぼワンオペ育児日記㉑-妊婦健診は日本と違う?!-
旦那に2人目妊娠を打ち明けたところで、旦那の生活スタイルはもちろん変わらない。
ワンオペなのに、更に自分を追い詰めることは妊娠する前から分かりきっていたのに・・・
妊娠しました。
安心と安定の日本人看護士さんと、太陽のように明るいベトナム人医師がとっても気に入っていた私は、そのまま検診もお願いすることにしました。
息子の妊娠の時は、赴任早々に発覚した初めての妊娠だったので、悪阻期間もほとんど日本で過ごしていたので、ベトナムでの一連の妊婦健診を受けたのは2人目が初めてでした。
病院の予約については、以前の記事でもご紹介の通り、電話で簡単にできてしまいます。
この病院に関しては、日本人看護師さんがいたのでとっても安心です。
ただ、この看護師さんがお休みの日は大パニックになります。
日本にいる時のように、役所にいって母子手帳をもらうなどの手続きは存在しません。
健診の記録は一時帰国した時に、市役所でもらうか、市販のものを購入します。

日本のように決まった検診スケジュールもありませんので、母子の状況と先生の判断で、検診スケジュールは決まっていきます。
さて、早速、初回の妊婦健診です。
(検診の流れ)
1 病院で受付し、身長、体重、血圧の測定
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2 産婦人科の前で名前が呼ばれるまで待つ
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3 とにかく明るい先生から、茶色い袋に入った検尿セットをもらい、一旦退室の上、トイレへむかう
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4 検尿を見つけたスタッフさんに渡し、再び名前が呼ばれるまで待機
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5 先生がエコーを毎回撮る
※ここ日本と違いますね!毎回エコーを撮ってくれるので、毎回10枚くらい写真をその場でもらいます。
その際に赤ちゃん問題がないか、一緒に確認する。日本人通訳さんも一緒に病室に入って、理解できないところについては丁寧に説明してくれます。
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6 問題なければ終了

ベトナムでは赤ちゃんに何かしらの問題があって産まれると、金銭的な問題から、育てることが難しいので、妊婦健診をする時に、エコーをしっかり確認すると聞きました。
私の場合は血糖値に異常があったので、先生は本当に念入りにエコーで赤ちゃんを確認してくれました。
その後、専門の内分泌科も受診する必要がありました。
産婦人科と同日に予約を入れてもらうようにしていたので、産婦人科が終了したら、内分泌科の順番が来るまで待合で待機します。
これも1人ならゆっくり待つのですが、息子が一緒です。
必ずリュックにお菓子やパンを忍ばせて、まだ妊娠初期の段階では抱っこ紐に入れて寝かせます。
内分泌科の先生と血糖値が高くなっている状況とその経緯、血糖の検査方法について説明を受け、赤ちゃんが安全にお腹の中で育つよう、毎回入念にお話しをします。
これももちろん英語なので、日本人看護師さんに入ってもらいます。しかし、看護師さんも私ばかりに構っていられないので、忙しい日は自力で頑張りました。
そして、恐怖の精算です。
一般的なけがや病気の場合は、損害保険でカバーしてくれますが、妊娠は自己都合なので全額自己負担です・・・
目玉が飛び出そうな金額をお支払いし、次回の予約を取ります。
どうか1ヶ月くらい開きますように・・・と願いながら、血糖値の問題があるので2週間に一度は病院に通うことになりました。
次回、妊娠糖尿病と戦う日々についてご紹介します。
Shiho
海外でのほぼワンオペ育児経験を発信!
海外在住歴8年(シンガポールとベトナム)海外子育て歴5年(ベトナム)、現在は日本在住 2児の母です。 これまでの海外での子育てを通じて経験したこと、帰国後の子供達の生活等、これから海外で子育てをされる方、海外での育児に興味がある方へ、少しでも役に立つ情報を発信していきます。
