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海外ほぼワンオペ育児日記⑤-初めての母子一時帰国(飛行機編)-

待ちに待った一時帰国!といっても、ベトナムに住み始めて数ヶ月。

待ちに待つほどの期間も住んでいなかったのですが、友人の結婚式に参列するため、どうしても一時帰国する必要がありました。

そんな事情の一時帰国のため、主人は残り、母子で一時帰国することにしました。

事前に調べた努力の結晶を皆様にお伝えします。

ベトナム→関西へのフライトの難点は、選択肢が1つしかないということ。

「ベトナム航空」を使っての「深夜便」。

当時のベトナム航空は航空会社勤務の友人が乗りたくない航空会社ベスト3に入るくらい古い機体を使っていたこと。

ベトナムから関西へのフライトは5時間と少しでしたが、私の気持ちは24時間の恐怖のフライトでした。

母子でのフライトで大切なのは「事前準備」!

  1. チケット手配
  2. 荷物の準備
  3. 母のメンタル

さて、まずは(1)チケット手配

赤ちゃんが一緒の家族は赤ちゃん用のベッド、「バシネット」を依頼することが出来ます。

そのためには、前に座席がないシートを選択する必要がありましたので、今回は公式サイトから航空券を予約しました。

座席指定をする場合、バシネットが手配できるシートを選び、バシネットを追加でリクエストをします。

チケットの手配ができたら、(2)荷物の準備。

機内に持ち込みをする荷物を考えます。

私の場合は、午前1時から午前6時くらいがフライト時間だったので、1回授乳が必要でした。昼の便だと必要なものも異なると思いますが、深夜便を使う私達のフライトの必需品です!

(機内荷物の必需品)

  1. 哺乳瓶(ミルクの場合)

私は混合だったので、ミルクも持参。機内持ち込みには固形のミルク必須です。

  1. 好きなおもちゃ

深夜便でしたが、念には念を!子供のお気に入りのおもちゃを数個

航空会社によってはおもちゃをくれるところもありますが、ベトナム航空は何もくれなません。(もしくは気まぐれでたまにベトナム語の本がもらえました。)

  1. おやつ

普段深夜におやつを与えることはありませんが、飛行機の中は特別です。

絶対に食べる、不健康でも仕方ない、一番お気に入りのおやつが必須です。

  1. 薄手の羽織 

外は常夏でも機内は冷房MAXです。風邪を引かないように薄手の羽織かブランケット

を持参しておくと安心です。

  1. 着替え

ミルクを吐いてしまうかもしれないので、いつもより1枚多く入れておきます。

子供のもの以外に自分の荷物も忘れず準備してくださいね!

そして最後に(3)母のメンタル、体力はとっても大切です。

欧米に行くようなロングフライトではないものの、荷物、手続き、その他たくさんやることがあります!母の心と体の健康は母子フライトには必須条件!フライト前日はよく寝ましょう。

さて、フライト当日を迎え、いざ空港へ!

ベトナムの空港に行くためには、タクシーかGrabという配車アプリで車をゲットして向かうしかないので、どちらかの交通手段を利用して空港に行きます。

国内線と国際線でゲートが異なる空港なので、運転手さんに「インターナショナル!!!」ということを連呼します。

誤ったゲートに連れて行かれても、徒歩で移動できる距離ではないので、間違えられないように注意!!!

空港に着いたら、航空会社のカウンターへ。

ベトナムは子連れに優しい国なので、赤ちゃんがいるとわかったら係の人が優先レーンへ連れて行ってくれます。

スーツケースの重さを確認し、飛行機に乗る手続きしたら、確実に「バシネット」が使えるのかを再確認しましょう。

オンラインでリクエストをしても勝手に変更されている場合があったりします。

子供パワーで出国審査もごぼう抜きです。

赤ちゃん連れに優しいベトナム。抱っこ紐で赤ちゃんを連れている私を見ると、すぐに優先レーンへ案内してくれます。

しかしながら、これも人によって対応が異なる。一貫性がない国ベトナムです。

しかしながら、ここで注意をしないといけないのが、審査の際は子供を起こさなければならないということ。

いつもなら寝ている時間でも無理矢理起こして、顔を確認してもらいます。

優先レーンで確認をしてもらい、いざ搭乗ゲートへ。

飛行機で1分でも長く寝てほしいので、一度起こしたら頑張って起こし続けます。

機嫌が悪くても、何が何でも飛行機に乗るまでは覚醒してもらうように、母もハイテンションで頑張りました。

時間がきたのでいざ搭乗。

ここも優先搭乗で先に搭乗させてもらえます。

バシネットの用意をしてもらえるので、客室乗務員さんを待ち、設置をしてもらったら他の方がのってくるまでの間にササッと身辺整理をします。

不要なものは上の荷物入れに、すぐに必要になりそうなものは手元に置いて、足元へおいておきます。

もしここでミルクを飲ませる場合は、客室乗務員さんにお湯をもらっておくといいと思います。

注意すべきは、飛行機内で入れてくれるお湯はとっても熱いので、すぐに飲ませたい場合はどれくらいの温度のお湯を入れてほしいかをいうのを伝えておきましょう。

バシネットでご機嫌にしている間に自分のトイレもしっかり済ませておきましょう。

私は離陸の際はいつも授乳をしていました。

耳に違和感を感じて泣いてしまう赤ちゃんが多いと聞いていたので、抱っこ紐の上にブランケットを被せ、周りにご迷惑をおかけしないような形で授乳をし、離陸。

普段は寝る時間の子供も、飛行機はいつもと違うのでなかなか寝ません。

このフライトは幸い隣が空席だったので、座席をゆったり使うことができたので、離陸後は抱っこ紐で子供が寝るまで揺れていました。

子供が寝たらバシネットに寝かせて、自分も水分を少し摂って睡眠時間・・・と思っていても、環境が異なるので爆睡できないのかすぐに起きる息子でした。

見兼ねた客室乗務員さんが、話しかけてくれ、息子を見ていてくれるとのことだったので、ゆっくり一人でトイレに行かせていただき・・・・この時間が一番平和だったのかもしれないなぁ。

結局ほとんど自分が寝ることはなかったのですが、無事着陸。

空港まで迎えに来てくれた両親の顔を見て一安心でした。

帰宅後は、目が覚めるまで爆睡でした!

初めての母子での飛行機はかなりの大冒険でしたが、とても経験値が上がるものでした!!

次回は、そんな一時帰国中に日本で調達したものをご紹介しようと思います!


Shiho
海外でのほぼワンオペ育児経験を発信!

海外在住歴8年(シンガポールとベトナム)海外子育て歴5年(ベトナム)、現在は日本在住 2児の母です。 これまでの海外での子育てを通じて経験したこと、帰国後の子供達の生活等、これから海外で子育てをされる方、海外での育児に興味がある方へ、少しでも役に立つ情報を発信していきます。


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