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赤ちゃんの発達段階に合わせた遊びとは?乳幼児の月齢&年齢別に紹介

発達段階に合った遊びをする赤ちゃん

赤ちゃんの発達段階に合わせた遊びとは

この記事を読むための時間:3分

「赤ちゃんの成長に合わせた遊び方がわからない」と悩んでいませんか?赤ちゃんに発達段階に合わせた遊びをさせることは、赤ちゃんの豊かな成長を支えることにつながると言われていますが、発達段階を見極めるのは難しいものです。そこでこの記事では、1歳までの月齢別&1〜6歳の年齢別に、発達段階に合わせたおすすめの遊びを紹介します。ぜひ参考にしてください。

【月齢別】0〜1歳の新生児の発達段階に合わせた遊び

1歳以下の赤ちゃんは月齢を重ねるごとにぐんぐん成長して、できることが増えていきます。その時の発達段階に合った遊びで身体を動かしたり「楽しい」と感じたりすることは、心と身体の成長につながるはず。まずは0〜1歳の新生児の発達段階に合わせた遊びを、月齢別に紹介します。

0ヶ月

生後0ヶ月の赤ちゃんの発達段階に合う遊びは、赤ちゃんの顔に自分の顔を近付けて目線を合わせ、笑いかけたり話しかけたりすること。生後0ヶ月の赤ちゃんはまだあまり動けませんが、近くのものはぼんやり見えていて、すでに母親の声が聞き分けられます。不安を取り除いてあげるためにも、コミュニケーションとスキンシップをたくさんとりましょう。

1・2ヶ月

生後1・2ヶ月の赤ちゃんは、泣き声とは違う「アー」や「ウー」といったクーイングと呼ばれる母音を伸ばした声を出すようになります。また少しずつですが、目の前のものを目で追うこと(追視)ができるようにも。この時期の遊びは、クーイングを真似してコミュニケーションをとったり、手遊び歌を歌いながら赤ちゃんの手足を動かしたり、顔の近くでパペット人形を動かしてあげたりするのがおすすめです。

3・4ヶ月

生後3・4ヶ月の赤ちゃんは聞く力や見る力が発達してきます。興味のある物を見ることや、音のする方を向くことが増えてくるはずです。この時期の遊びは、ガラガラなどの音の出るおもちゃを優しく鳴らしたり、赤ちゃんの身体をタッチして感覚を刺激したりするのがおすすめ。また、生後4ヶ月を過ぎて首が据わってきたら、少しずつ外をお散歩するのも良いですよ。

5・6ヶ月

生後5・6ヶ月の赤ちゃんは身体をねじれるようになるので、遊びの一環として寝返りをうつ練習をしましょう。仰向けに寝た赤ちゃんの足とおしりを支えて、優しく下半身をひねるようにしてると、コツを掴んで寝返りをうてるようになることがあります。他にも、膝の上に座らせてゆらゆらするなど、バランス感覚を鍛える遊びもおすすめです。また、頭の中で目で見たものと手の動きを繋げられるようになり、「これを触りたい」といった赤ちゃんの意思が動きでわかりやすくなってきます。ものを手渡す動作をする遊びや「いないいないばぁ」に喜んでくれるでしょう。

7〜10ヶ月

生後7〜10ヶ月の赤ちゃんは、どんどん好奇心が高まり、感情表現が豊かになってきます。身体がしっかりしてくるので、「高い高い」などの動きもできるようになってくるでしょう。「はいはい」ができるようになる子も増える9ヶ月前後になると、手指が少し器用になります。仕掛け遊びのおもちゃや、ソフト積み木をくずす遊び、転がるおもちゃを追いかける遊びなどで、身体と手指をたくさん使わせてあげてください。

10〜12ヶ月

生後10〜12ヶ月の赤ちゃんは、つかまり立ちやつたい歩きができるようになり、11〜12ヶ月頃からは1歩・2歩と歩き出す子も。手押し車や歩行器で「歩きたい!」という気持ちに応えてあげてください。また言葉を少しずつ理解したり、記憶力が発達して覚えられたりすることもあります。木琴やドラムのおもちゃで身体を動かしつつ「音の違い」を教えてあげるのもおすすめです。言葉もたくさんかけてあげましょう。

【年齢別】1〜6歳の乳幼児期の発達段階に合わせた遊び

続いて、1歳を超えた乳児から6歳の幼児まで、年齢別に発達段階に合わせた遊びを紹介します。

1〜2歳

1歳を過ぎると、意味のある単語を話せるようになってきます。また、積む・開ける・投げる・差し込むなどの動きができるようになるので、簡単なパズルや型はめ、ソフトブロック、積み木などで遊んで動きの多様化を促しましょう。2歳頃になると、親と一緒でなくても1人で遊べるようになる子が増えるので、おままごとセットを買ってあげるのもおすすめです。

2〜4歳

2歳を過ぎると、色々な興味を「これなに?」と質問できるようになります。同時に記憶力や、先の展開を考えること、規則性を見出すことなどといった思考力が発達してきます。神経衰弱のような記憶力を鍛えるカード遊びや、文字・数字の学習ができる知育玩具で、勉強の基礎を身につけていくのがおすすめです。

4〜6歳

4〜5歳になると社会性が育ち、他の子どもたちと一緒に遊べるようになる子もいます。さらに社会性を育てるためにも、友達と遊ばせて、「ルールを守りながら遊ぶこと」を学べるようにしましょう。相手が必要なボードゲームやごっこ遊びのおもちゃがぴったりです。また、ゴールや目標があり、それに向かって解決策を探るような遊びで、思考力を鍛えるのもおすすめ。近年は、プログラミング学習ゲームが人気です。

発達段階に合った遊びを理解しておこう

0歳児の赤ちゃんと、1〜6歳児の乳幼児の発達段階に合わせた遊びについて紹介しました。どんどんできることが増えていく赤ちゃんの発達段階にぴったり合わせるのは難しいですが、赤ちゃんをよく観察しながら楽しく遊びましょう。この記事を参考にしつつ、あまり考えすぎないで、赤ちゃんとたくさんコミュニケーションやスキンシップをとってあげてくださいね。

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