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赤ちゃんの育児にかかる費用|1年間に必要な費用と内訳

育児中の女性

乳幼児の1年間の育児費用はどれくらい?

この記事を読むための時間:3分

生まれてきた我が子の成長は、とても嬉しいもの。でも、赤ちゃんを育てるのにもお金はかかります。「1年間にどれくらい費用がかかるのだろう」と不安なパパ・ママもいるのではないでしょうか?そこでこの記事では、乳幼児の育児にかかる費用の目安を年齢別に紹介します。育児費用を節約するコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

乳幼児の育児費用は年額50〜100万円

乳幼児に1年間でかかる育児費用は、平均で大体50〜100万円だと言われています。ここでは内閣府の「平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査」の第3章調査結果を元に、第一子の場合の年齢別に必要な育児費用をご紹介します。

0・1歳

0歳と1歳の赤ちゃん、つまり、0〜1歳までと1〜2歳までの赤ちゃんに必要な育児費用の目安は、1年間で55〜65万円(預貯金・レジャー費などを除く)です。この頃の赤ちゃんは、ベビーカーやチャイルドシート、ベビーベッドなどといった生活用品費が多く必要になります。またお宮参り、お食い初め、初節句などのお祝い行事にかかる費用もかさみがちです。

2・3歳

2歳と3歳の赤ちゃんに必要な育児費用の目安は、1年間で60〜75万円(預貯金・レジャー費などを除く)です。この年齢になると保育園に行き始める子が増えるため、保育費や準備費用が必要になります。しかし、おむつやおしりふきなどの消耗品の出費が減り、生活用品費は0〜2歳に比べて低くなるでしょう。

4〜6歳

4、5、6歳の幼児の育児に必要な費用は、1年間で80〜100万円(預貯金・レジャー費などを除く)です。この年齢になると、通っている保育園や幼稚園、ご家庭の年収などによっても異なりますが、保育費の負担がさらに大きくなることが多いです。また、食費も少しずつ増えてくるでしょう。小学生になると保育費が落ち着くものの、人によっては習い事・塾代がかかりはじめます。

1歳になるまでにかかる育児費用の内訳

初めての赤ちゃんの時に気になるお金の問題のひとつが、「0〜1歳までに、何にどれくらいの育児費用になるのか」ではないでしょうか?1歳になるまでの1年間で特に大きな出費は、先ほども紹介した生活用品費。ベビーカーやチャイルドシート、ベビーベッド、ベビーバウンサーなどは、機能性や安全性を重視すると高額になってしまいます。また、毎月大きな出費になるのが、ミルクやおむつ、おしりふきといった消耗品。続いてお祝い行事費、ベビー服といった内訳になるでしょう。

乳幼児の育児費用を節約するコツは?

お金がたくさんかかってしまう、乳幼児の育児。子どもの将来のための預貯金も考えると、さらに大きな額になります。そこで、育児費用を節約するための3つのコツを紹介します。

公的な支援・助成金を利用する

国や自治体は、育児のためのさまざまな援助制度を設けています。例えば、雇用保険に入っている人が1歳未満の子どもを養育するために育児休業を取得した場合に支給される「育児休業給付金」。地域によっては「子育て世帯の定住・転居に伴う住居取得補助金」が設けられている場合もあります。自分が該当する公的支援があれば申請してみましょう。

中古品・フリマアプリも活用する

赤ちゃんが使うものにこだわりたい気持ちはよくわかりますが、全て新品で購入していると費用が大きくなります。赤ちゃんはぐんぐん成長するので、「せっかく買ったベビーカーを、結局あまり使わなかった」ということもありがちです。お下がりや中古品のベビー服や生活用品も活用して節約しましょう。またいらなくなったものはフリマアプリで譲ると、少しでも生活費が浮くはずです。

習い事は厳選しよう

小さい頃から色々なことを経験させてあげることで、子どもの豊かな能力を引き出せることもあるかもしれません。しかし、習い事は月謝がかかるうえ、年齢が上がるにつれ月謝も高くなることが多いです。スイミングにピアノにダンス、英会話も……。と、なんでも習わせるのではなく、続けられそうなものを厳選すると良いですよ。

乳幼児の育児費用は計画的に使おう

赤ちゃんの育児にかかる費用を紹介しました。小さな赤ちゃんも、生まれたその日からたくさんのお金が必要です。また、赤ちゃんのために買うものやお祝い行事にこだわればこだわるほど、出費は高くなります。「あまり使わないベビーカーは中古、よく車に乗るからチャイルドシートは良いものを買う」など、計画的に育児費用を使うようにしてくださいね。

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