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指先の知育で子どもの発達を促す!0歳から5歳までの知育の取り入れ方

指先の知育で子どもの発達を促す!0歳から5歳までの知育の取り入れ方

近年、子どもの「地頭のよさ」を育てる教育が、注目されています。現代社会では、学歴だけでなく、頭の回転の速さや自分で考える力、発想力が求められているためです。子供の地頭のよさ、つまり知的能力を伸ばすと注目されているのが「知育」です。

知育には様々な方法がありますが、ここでは0歳から取り入れることができる、「指先の知育」について紹介します。

知育ってなに?

知育とは

知育とは、読み書きなどの「学習能力」ではなく、「知的能力」を育てる教育です。知的能力とは、想像力・記憶力・判断力・発想力といった能力を指します。

知的能力を育てるということは、頭のよさだけではなく、想像力で人を思いやる心や、優しさを育てるということにもつながっているのです。

指先の知育は脳の発達に効果的

知育では「巧緻性(こうちせい)」が重要視されています。巧緻性とは、一般的に「手先の器用さ」を表す言葉です。手指の動きは、脳の発達に重要な働きをするといわれています。指を使い脳へ刺激を与えることで、子どもの発達を促す効果があるといわれているのです。

手指は第2の脳と呼ばれています。脳には体の動きを指令する「運動野」があり、運動野の発達には手指が大きく関係しています。運動野は2歳までに大人と同じくらいにまで発達するため、2歳までにたくさん指を使わせることが、運動野の発達に効果的であるといわれています。

ただし、2歳を過ぎたからといって、手指の知育が子どもの発達に効果がないわけではありません。指には脳につながる神経が多数あるため、何歳になっても、指を使うことで脳にはよい刺激が伝わります。指はただ動かすだけでなく、使い慣れない動きや、考えながら動かすことで、より活性化するといわれています。

効果的な指先の知育ポイント

指先の知育は、ただ指を動かすだけではなく「考える」ことを取り入れる必要があります。指先を使う遊びの中に、色や形の組み合わせを取り入れることで、脳や心の発達に、より効果的であるといわれています。

知育遊びは、年齢に合ったものを取り入れましょう。難しすぎても、簡単すぎてもよくありません。年齢に合ったレベルの遊びの中で、「できる喜びを感じる」ことが脳のよいトレーニングになります。

繊細な指先の知育では、脳の発達とともに、集中力も養われるのです。

年齢別におすすめ!指先の知育の取り入れ方

年齢別おすすめ知育玩具

つづいて、0歳から5歳まで、年齢に合った指先の知育を紹介します。知育は、年齢に合った遊びを取り入れる必要があります。遊びの中に知育を取り入れて、子どもの発達を促しましょう。

0歳~1歳におすすめの指先の知育

指先の知育は、0歳から取り入れることができます。

0歳では、ガラガラや、握って音が鳴るぬいぐるみなど、手で握って遊べて音が鳴るおもちゃがおすすめです。

音が鳴るおもちゃやカラフルなおもちゃは、指や手の動きとともに、聴覚や視覚も刺激されます。

おもちゃは赤ちゃんが口にしても安心な素材、誤嚥のない大きさのものを選びましょう。

離乳食が始まったら、食材を指でつまむ練習を始めます。

小さく切った食材を手でつまむことは、子どもにとって刺激的な指先の運動のひとつです。

自分でものを食べるという喜びも感じることができます。

0歳から1歳の子どもには、指先の刺激とともに、聴覚・視覚を刺激することがよいでしょう。

2歳~3歳におすすめの指先の知育

2歳ごろからは、少しずつ指先を上手に動かせるようになります。

考えながら指先を使う遊びとしては、積み木・パズル・お絵描き・粘土遊び・折り紙などを取り入れるとよいでしょう。

2歳、3歳ごろは、まだ誤嚥の心配がある年齢です。与えるおもちゃは、口に入らない大きさ、口にしても大丈夫な素材など、安全なものを選びましょう。

スプーンやお箸の練習も始める時期です。スプーンやお箸を使うことは、指先のよい刺激になります。

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この時期は、好奇心旺盛で、なににでも挑戦しようとするときです。また、思い通りにできないと、かんしゃくを起こす時期でもあります。

本人が「やりたい」「楽しい」と思う気持ちを大切にして、何事も積極的に挑戦させましょう。

言葉も、心もどんどん成長する大切な時期です。

4歳から5歳におすすめの指先の知育

4歳以上の子どもには、集中力を高める指先遊びが効果的です。

パズルや粘土遊びなどでも、4歳になると想像力をフル回転し、2、3歳のころには作れなかった形のものが作れるようになります。ブロックなどの自分で考えて形を作る遊びでは、指先を動かしながら考える力を身につけることができます。

昔からある遊びでは、「あやとり」がおすすめです。あやとりは複雑な指先の動きで脳を活性化するとともに、集中力・記憶力が培われます。

足し算引き算を取り入れた積み木遊びで、指先遊びをしながら数字を学ぶという、方法もあります。

指先の知育は成長に合わせて楽しく

知育遊びをしよう

知育は、子どもの成長に合わせた遊びで、脳や神経によい刺激を与えます。遊びに知育を取り入れることで、頭・心・体の成長を促すことができるのです。

知育遊びが上手にできないからといって子どもを叱ることや、嫌がる子どもに無理強いすることは知育ではありません。親子で楽しみながら、指先の知育で子どもの潜在能力を伸ばしてあげましょう。

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