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乳幼児は乾燥肌に注意!赤ちゃんの肌が乾燥する原因と保湿方法は?

肌が綺麗な乳幼児

乳幼児の肌が乾燥する原因と、対策・保湿方法は?

この記事を読むための時間:3分

赤ちゃんの肌の保湿ケアは、しっかりできていますか?スベスベなイメージの強い乳幼児の肌ですが、実はとっても乾燥しやすいんです。この記事では乳幼児の肌が乾燥する原因と、おすすめの乾燥対策&保湿方法を紹介します。ベビースキンケア用品の種類についても解説するので、「赤ちゃんの肌のケア方法がわからない」「子供の肌がカサカサしてきた」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。

乳幼児の肌が乾燥しやすい原因は?

大人の肌の何倍も乾燥しやすいと言われている、乳幼児の肌。その主な原因である、赤ちゃんの肌の3つの特徴を紹介します。

水分量・皮脂量が少ないから

乳幼児の肌は、大人の肌に比べて水分量・皮脂量が少なく、さらに、肌のうるおいを保つ「天然保湿因子」の量も少ないため、非常に乾燥しやすいと言われています。産まれてすぐから生後2・3ヶ月までは、皮脂分泌量が過剰になってベタつく場合も。しかし、生後2・3ヶ月からは皮脂分泌量も低くなり、乾燥しやすい状態になってしまいます。

角層が薄く、バリア機能が低下しやすいから

肌の最も外側にある層を「角層」と言います。実は、乳幼児の肌の角層の厚みは、大人の約半分しかありません。角層は肌のバリア機能を担っており、外部から刺激物が体内に進入するのを防ぐと同時に、肌の水分を保つ働きを持っています。つまり、角層の薄い乳幼児の肌はバリア機能が低下しやすく、肌の水分量も低下しやすいのです。

汗をかきやすいから

乳幼児の小さな体には、大人と同じ数の汗腺があります。そのため、赤ちゃんはとっても汗っかきで、汗が蒸発する際に角質層の水分も一緒に蒸発してしまいます。また、大人の健康的な肌表面のpHが弱酸性に保たれているのに対して、たくさん汗をかく赤ちゃんの肌のpHは中性やアルカリ性に傾きがち。その結果、乾燥だけでなく、あせもや炎症などの肌トラブルも起きやすいので注意が必要です。

【乳幼児の乾燥肌】対策・保湿ケア方法

続いて、乳幼児の肌におすすめの乾燥対策方法と保湿ケア方法を紹介します。

①洗浄:まずは肌を清潔に

肌の表面には、汗や雑菌、花粉などがついています。そのため、乾燥した肌の上に保湿クリームを塗るだけでは、乾燥の悪化や、湿疹などの肌トラブルを引き起こす原因になってしまう可能性が。スキンケアの第一歩として、1日1回は肌を清潔に洗ってあげることが大切です。赤ちゃんにおすすめの洗浄用品には、以下のようなものがあります。低刺激で、赤ちゃんの肌に合うものを選びましょう。

沐浴剤

生まれてすぐの赤ちゃんが沐浴をするときに、石けんの代わりに使うもの。お湯だけで洗うよりもしっかり汚れを落とせるものの、洗浄力がマイルドですすぎが必要ありません。

ベビー石けん(固形)

さっぱりした洗い上がりに。弱アルカリ性のものが多いので、皮脂をしっかり落とせます。

ボディソープ(液体)

固形石けんに比べると泡だてやすく、肌質や好みの成分などに合わせて選びやすいのが特徴です。

ボディソープ(泡)

泡で出てくるボディーソープは、両手で泡立てる必要がないので便利。赤ちゃんの肌をふわふわの泡で洗えます。

②保湿:ベビースキンケア用品を使おう

洗浄後の肌は、どんどん乾燥してしまいます。そのため、できるだけ早く保湿剤を塗ってあげることが大切です。刺激の弱いベビースキンケア用品などを使って保湿しましょう。乾燥予防のためにも、カサカサが気になる部分だけではなく全身をケアしてあげることがポイントです。ベビー用の保湿剤には以下のように様々な種類がありますので、赤ちゃんの肌に合うものを選んでください。

ベビーワセリン

肌表面のコーティングして、うるおいが逃げるのを防いでくれます。ただし、ワセリンだけでは肌にうるおいを与えることはできないので、クリームやローションと組み合わせるのがおすすめです。

ベビークリーム

肌に馴染んでうるおいを与えてくれます。ワセリンほどベタつかないものの、油を含んでいるので水分が逃げるのも防ぎます。

ベビーローション

クリームよりさっぱりした使い心地。さらっとした使用感が特長ですが、保湿の持続時間は短めです。

ベビーオイル

肌にうるおいを与えるとともに、外部刺激から肌を保護します。赤ちゃんの肌をやわらかく保つ働きも持っています。

③その他:衣類などの外的刺激にも注意

日々の生活の中には、乳幼児の肌のうるおいを奪う外的刺激が潜んでいます。たとえば、汗やよだれをふき取る時のタオルの刺激が肌の乾燥を促進することも。また、衣類や寝具の素材が刺激になることもあります。肌の乾燥が気になる場合は、以下のような外的刺激に注意してあげてください。

タオル、寝具、衣類

オーガニックコットンなど、肌に優しい素材がおすすめ。合成繊維や、縫い目の飛び出たものなどに注意してください。

爪切り

掻きむしってしまったり、引っ掻いたりしないように、こまめに爪を切ってあげましょう。

日焼け止め

紫外線も肌のうるおいの大敵です。対象年齢をきちんと確認したうえで、ベビー用の日焼け止めを使用することをおすすめします。

汚れた肌はすぐキレイに

食べこぼしや汗、よだれ、クレヨンなどで汚れた肌を放置すると、刺激となって乾燥や炎症を引き起こす可能性が。ウェットティッシュでふくなどして、すぐにキレイにしてあげてください。

④心配なときは皮膚科・小児科へ!

デリケートな乳幼児の肌。ただ乾燥しているだけでなく、「アトピー性皮膚炎」などを発症している可能性もあります。ケアしても乾燥が改善しないなど、お子様の肌の状態が心配なときは、かかりつけの皮膚科や小児科を受診しましょう。

赤ちゃんの肌の特徴とケア方法を知って、乳幼児の肌を乾燥から守ろう

乳幼児の肌が乾燥しやすい原因と、おすすめの乾燥対策、保湿方法を紹介しました。ただ保湿クリームを塗るだけでなく、清潔な肌を保つことや、肌に合ったスキンケア用品選びも大切です。乾燥の原因である肌の特徴と、適切なケア方法を知って、赤ちゃんの肌を乾燥から守ってあげてくださいね。

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